2013年08月17日

日本語を正しく使うのは本当にムズカシイ。

自分の語彙のトボシさが恥ずかしく、日本語を正確に使えるようになりたいのです。

ここ数ヶ月間気にしているのは「矛盾」と「葛藤」です。

職場でたまに「コストを削減して、品質は維持するなんて。そんな“矛盾”した話されても・・・」みたいな会話を聞くのです。

以前の自分はこの手の会話に疑問を持たずうなずいていたのですが、今は“違う”と反論しています。

それは「矛盾」と「葛藤」の使い分けを自分で決めたからなんです。

どう決めたのかというと。

「矛盾」は、2つの選択肢(選択肢A、選択肢B)のどちらかしか選べない状況で、どちらかをたてれば、どちらかがたたずの状況であると。

「葛藤」は、矛盾と同様に対立する要求/感情があるとはいえ、選択肢は選択肢A、Bの2つだけではなく、3つ目の選択肢Cを探すことが可能であると。それはA、Bを部分的にでも成り立たせることが出来る可能性もあると。

これが正しい使い分けなのかは分かりません。

「矛盾」という言葉に、自分は追い詰められ出口の無い堂々巡りをしていたように思うのです。
なぜなら、A、Bどちらも無視できないからです。
だから僕は「矛盾」という言葉を使うのをやめ、存在するかもしれないCを探す道を放棄しないために「葛藤」という言葉を使うことにしました。

こう決めたら、凝り固まった何かから解放されたのです。

コストと品質を両立させる工夫を試行錯誤する道を選びたい。
AとBの選択に迷っている友人に、選択肢Cを提示できずとも、結論を急がず、新たな道を探すことを助言できるようになりたいのです。

言霊とはこういうことなんじゃないかな。

ただし、フジテレビの「ほこたて」は好きです。(ただしってナンダヨ!)


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